風楽(埼玉県 浦和)

今日は浦和へ。

駅近くの大通りを歩いていると、一軒のレトロなお茶屋さんが。
その脇の小道を抜けると…!!

風楽があります。

縁側のポカポカの席で

ちょうどお昼過ぎにお邪魔したので、店内はほぼ満席。

縁側の席となったのですが、12月とは思えないあたたかい日だったので
寒いどころかちょっと暑いくらいでした笑

いろいろなメニューがありますが、この日はお茶+お菓子のセットを注文。

洋菓子+お茶か、和菓子+お茶が選べました。

和菓子は道明寺、洋菓子はピスタチオのケーキだったのですが、散々迷って洋菓子に…(日替わりです)

この日は私の両親とオットと4人で行ったのですが、全員洋菓子を選びました笑
そして満場一致で美味しい…
この中にチェリーソースが入っていたのですが、濃厚なピスタチオのクリームに
酸味の効いたチェリーソースがとてもマッチしていました。

お茶だけでもいろいろな種類があって

今回は飲んだことの無い「茎茶」を選んでみました。

当方お茶に疎いため、見た目は緑茶と同じようにしか見えず…
しかし飲んでみたらびっくり!甘くてさらっとしたお味なのです!
メニューに「甘みがある」と記載されていたのですが、ほんとうにその通りでした。

ちなみにお茶はお湯をお替りして、三回はいただくことができます。


三回目までしっかり美味しくて、とてもしあわせなひと時でした。

浦和駅の周辺は明治時代、お茶畑だった!

途中、冷えてきた+空いてきたので店内に入れていただきました。

楽風はとても素敵な古民家なのですが、お店の方にお話を聞いたところ
なんと明治時代の建物なのだとか…

柱の作りが、地震にも耐えられるようあえて振動に対して揺れる構造になっていて
亀裂が入りながらも、二度の大地震を乗り越えたのだそうです。

また、江戸時代が終わり侍の仕事がなくなると
日本政府は国内でお茶とシルクの生産を強化!
そのころ、浦和駅周辺も一面がお茶畑だったようで…

しかし、朝晩の気温差はほとんどなく
山もなければ海もない埼玉の浦和界隈の土地ではいいお茶っ葉が取れず
どうしても静岡産には勝てないので、自然と淘汰されていったのだとか…

埼玉県民ですが、知りませんでした汗
もしかして学校で習ったのに、忘却の彼方だったのでしょうか。。。

楽風のまわり一面が茶畑だったころを想像しながら、
今度また、別のお茶をいただきに来たいと思ったのでした。

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